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六つ子にお兄ちゃん!?

第1章 帰ってきたお兄ちゃん!


シュルシュルシュル…サクサク…
梨を剥いている音が台所に響く…なんか出だしからシュール…←w

『…なぁチョロ松もう頭大丈夫なのか?』
チ)えっ?…うん少しズキズキするけど…ゴメンね?いきなり取り乱したりして…
『流石に頭打ち付け出したのはびびったなー…しかもメッチャ真顔w』
チ)ああっ!もう忘れて!…だって普段から他の兄弟たちといると結構大変だから僕疲れたのかな…って…
『…同情するわ…』
チ)やめて!?悲しさしか残らないよ!?
『…突っ込みお疲れさまでーす』
チ)誰のせい!?
『はははっ!こんな会話久しぶりだからな!』
チ)もぅ…はい切り終わったら居間に戻ろ?
『おー…カラ松苛められてないかな…』
チ)どうだろ…なんとも判断がつけずらいな…
『早く戻ってやろう…』
そういい大皿に入れた梨を片手に急ぐ…居間に着くと凄く静かで逆に怖さを感じる…扉を開けると四人の背中…つまりその前に一人いる…確実にカラ松であろう…背をむけていた四人は此方に振り向きニヤッ…と嫌な微笑みを浮かべ一松を筆頭にこういう…

一)苛めなかったぜ…?ただ見てただけ…
お)そうそう…見てただけだぜ?
十)見てただけーーー!
ト)だよ?
『…カラ松…はぁ…』
そこには案の定白目を向いたカラ松が倒れていた…俺は梨をチョロ松に預け小皿をとりある程度を乗せ、またまた台所へ、冷蔵庫にしまいまた戻ってきて大皿を丸机に乗せたらみんなそれを囲むようにして座った…カラ松は白目を向いたまま放置…可愛そうに…
『ほれ!食べて良いぞ!』
やったぁーー!
叫び声と同時に皆飛びかかるようにして食べる…食に飢えているやつか!?

『…カラ松ー…カラ松!』
カ)………ハッ!…あっ僕の梨…
『大丈夫…台所いって食べよう…カラ松のと俺の分は確保したから…』
カ)!本当!やった!
『ほらいくぞー』
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