第30章 本気と狂気
「ククク…♦キミはカワイイなぁ♥ダメだよ
そんなに簡単にばらしちゃ♠」
「~っ、うるっさいな!何でわかったんだよ!」
「ボクが考えたオーラ別性格分析さ♥」
要らねーよ、んなもん!!根拠なしとか
ますます要らねぇわ!!
「強化系は単純一途!」
「う…」
「…合ってんな(小声)」
「単純の域通り越してもはや猪並みだけどな」
「猪並みって…」
「事実だ」
「まぁ、確かに」
「ちなみにボクは変化系♦気まぐれでウソつき♠」
「合ってるねー(棒読み)」
「おい、何で棒読みなんだ?💢」
「イイエナンデモゴザイマセン」
「だぁからカタカナやめろっつの!!」
……ん?オレって嘘つき?
《こいつ、ゼッてー嘘つけねぇヤツだ。
全部顔と態度にでてやがる》
あざーす(真顔)
で、さらに放出系は短気、特質系は個人主義、
具現化系は神経質、操作系は理屈屋・マイペース
との発表が。
オレが理屈屋なわけないし…
《フーガはマイペースだな。コイツが理屈屋
とかマジ無いわ》
……………💢
ゴンッ!
「いった…何すんだよ!!」
「制裁」
「何の……あ」
「遅くね!?キルア何ヵ月オレと一緒にいんの!?」
よし、茶番はここまでにしてちゃんとゴンの
試合見よう。
ガッ!
って顔向けたら、ゴンが吹っ飛ばされたとこ
だった。
……えぇぇぇ!?ちょっと待ってアイツ、
ヒール履いてんの!!!?
何アイツ速くね!?
ゴンもかなりのスピードで逃げてるはずだけど
ヒソカはなんかストーカ…ゲフンゲフン
影みたいにくっついてくる。
一旦落ち着いて、作戦中と距離をとったゴン。
…かかってこいって言われてかかってく
単細胞なんていんのか?
「そうか、それなら…無理にでもこっちへ
来てもらおうか…♥」
ん?なんか、ヒソカの指先にオーラが…あ
「「ゴン!"凝"だ!!」」
あ、ハモった~
案の定、ヒソカの指先には細いオーラの糸みたい
なのがゴンのほっぺに繋がっていた。
「何が起こるか…わかるかな?」