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茜色の空

第7章 嘘をつくこと


私の心はぐちゃぐちゃだった。


「しおちゃん?」

私は幻を見た気がする。

何もない世界。

そこに大きな扉がひとつ…。

これは私の心。
こうくんを好きだという私の本当の気持ち。
それは扉を閉ざす「鍵」になる。

はなちゃんへの罪悪感と不安が
扉を縛る「鎖」になり、

そして、まなくんへの揺れる想いが
扉の存在そのものを消したー。
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