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うちの◯◯がお世話になってます

第5章 清水 潔子の姉2(ハイキュー!!)




「なんで食べてるのぉぉお!!!」


及川の叫びにビクッと驚く日向達。


「あまりにも腹鳴らしながら勉強すっから俺が食べていいって言ったんだよ」

「岩ちゃん優しいっ!!
優しいけどその優しさを今、発揮して欲しくなかった!!」


岩泉の言葉に及川は悔しそうに床に屈み、右手で床をドンドンと軽く叩く。


「くっそー菜々子さんのプリンは俺が独占したかったのにぃ~」

「独占欲の強い男は嫌われますよ」


及川の言葉に月島が意地悪く言った。
その言葉に及川は思わず月島を睨む。


「作った本人的にはみんなで楽しく食べてほしいな」

「シェア最高!
みんなで食べようプリン!!」


菜々子の発言に及川は急に言っていたことを180度変えた。


「はい、月島くん。
お疲れさまのプリン」

「あ、ども」


月島は菜々子からプリンを受けとる。
その光景を及川は少し複雑な思いで見つめる。


「あぁそうだ。
及川くんにはこれ」


菜々子から及川は紙切れを渡された。


「みんなには内緒ね」


じゃあ厨房の掃除行ってきます。

と菜々子は言うと厨房へ行く。


及川はもらった紙切れを見ると………。


「え、まじで!?」


菜々子の連絡先が書いてあった。


「やったぁぁあ!!」


及川は思わずバンザイをし、早速自分のスマホに菜々子の連絡先を登録し始める。


「あぁ……もう俺、幸せ。
今日、何されても許す」


菜々子の連絡先を登録した自分のスマホを大事そうに抱き締める及川。


「てか、思ったんすけど及川さん、菜々子さんのこと好きなんスか?」

「そうだよ飛雄ちゃん。
何?
悪い?」


質問してきた影山を睨む及川。


「及川さんと菜々子さん背が高いから2人が並ぶとお似合いだと思ったっス」

「影山、お前のこと憎たらしい後輩だと思っててごめんね」


影山の言葉に及川は上機嫌になる。


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