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うちの◯◯がお世話になってます

第4章 土方 十四朗の妹(銀魂)




銀時は迷った。
こんな可愛い子の誘いを受けるべきか断るべきか。


「ダメ………でしょうか?」


菜々子が悲しそうに眉を下げ聞いた。


「いや、ぜんぜ……」


と銀時が言いかけたその時。


「そんなの俺達が黙って行かせるとでも!?」

「そうでさぁ!!
俺だってまだ菜々子とご飯行ったことないのに!!」


近藤と沖田が2人の間にわって入る。


「そうですねー………。
近藤さんにはお妙さんでしたっけ?
その方に近藤さんのあることないこと吹き込んで嫌われるようにしましょうか?」

「そっそれだけはヤメて!!」


近藤が泣きながら菜々子に土下座する。


「総悟くんはミツバさまに言いつけますね。
仕事はサボってばかりで上司の命令も元気に無視してますって!」

「そ……それだけは……」

沖田の顔が青ざめる。


「では、邪魔しないでくださいね。
もし、したら…………わかってますよね?」


目が全く笑っていない笑顔の菜々子の言葉に近藤、沖田の2人は涙目になりながら凄い勢いで首を縦に振る。














少し離れたところで一部始終見ていた十四朗、新八、神楽の3人。


「真選組、最強は間違いなく菜々子アルな」


神楽の言葉に新八は頷く。


「土方さんは銀さんと菜々子が付き合うことになったりしてもいいんですか?」

「アイツが選んだ男に文句はねぇよ」


そう言うと十四朗は煙草の煙を吐き出した。


「そしたらお前、銀ちゃんと義理の兄弟なるアルな!」


神楽の言葉に固まる十四朗。


「菜々子!!
待てっ!!
早まるな!!!」


慌てて十四朗は菜々子の元へと走り出した。








おわり


nextあとがきという名の謝罪。


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