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うちの◯◯がお世話になってます

第3章 跡部 景吾の姉(テニスの王子様)




「姉貴にうっかり手があたったか何かあったんだろ?」


景吾が溜息をつきながら言った。


「イギリスにいたとき姉貴は向こうで有名なお嬢様学校、しかも女子校で過ごした。
そのせいで家族以外の男がさわると何らかの技をかけられるぞ」

「それ、はよ言うてーや」


ガクッとうなだれる忍足。


「…………言っておくが忍足」

「何や?」

「姉貴に手を出したらただじゃおかねぇぞ」


そう言って睨んできた跡部は今までで一番恐かったと後に忍足は語る。














「はぁ………はぁ………」


菜々子は走るのをやめて、立ち止まる。


「……びっくりした」


走ったせいなのかそれとも忍足のせいなのか静まらない菜々子の心臓。




びっくりして思わず投げちゃったけど、嫌な感じはしなかったな。



菜々子はそう思いながら、空を見上げた。

綺麗な三日月が空に浮かんでいた。











おわり。


nextあとがきという名の謝罪


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