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うちの◯◯がお世話になってます

第18章 世良 真純の姉(名探偵コナン)




その日非番だった萩原 研二は最近お気に入りの喫茶店ポアロにご飯を食べに来ていた。


「え?
菜々子ちゃんと俺達の出会いの話が聞きたい?」


萩原に声をかけたのは帝丹高校に通う女子高生、毛利 蘭と鈴木 園子だった。


「菜々子刑事達ってたまに目で会話してるような感じだから付き合いが長いのかなぁって思って」


園子が目をキラキラさせて萩原に話しかける。


「菜々子ちゃんとは警察学校で会ったんだよ。
教場は違ったんだけどね」

「教場?」


園子は萩原の口から出た知らない単語に首を傾げた。


「教場って確かクラスの事ですよね?」

「そうそう」

「へぇー!
物知りね蘭!」

「お父さんから聞いたことがあるの」

「そっか。
おじ様元刑事だものね」


蘭の答えに納得する園子。


「今でも覚えてるよ。
菜々子ちゃんとはじめて会ったあの日は……………」














警察学校の食堂にて昼休憩を取っていた萩原は今度開催する予定の合コンについて参加する女子達と話をしていた。

その時だった。


「ヤバいヤバいヤバい!!」


合コンに参加予定の女子が慌てた様子で萩原達に駆け寄って来た。


「どうしたの?
そんなに息を切らせて」

「ヤバいの!!」

「さっきからヤバいしか言ってないよ?
大丈夫?」


女子達が心配そうに走ってきた女子に話しかける。


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