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うちの◯◯がお世話になってます

第13章 清水 潔子の姉3(ハイキュー!!)




「暇だー」


とある日の清水家のリビングで菜々子はソファにだらーんと寝転がっていた。
何故、彼女が暇なのか。
その理由は彼女が働いているケーキ屋、Dolce(ドルチェ)が改装工事に入った為、工事が終わるまで休みになったからだ。


♪〜♪♪〜♪♪


菜々子のスマホが鳴った。
画面を見ると冴子と表示されていた。


「もしもし」

『あ、菜々子!
元気ー?』

「元気だよ。
冴子も元気そうだね」


冴子こと、田中 冴子は菜々子の高校生時代の友達であり、共に和太鼓チームに所属している。
ちなみに烏野高校、男子バレー部2年田中 龍之介の姉である。


「ところで電話なんて珍しいね。
和太鼓の練習日が変更でもなったの?」

『いやいや。
今、菜々子のケーキ屋に来てるんだけどさ。
改装工事中の為お休みとさせていただきますって書いてあるじゃない?
これっていつまで?』

「確か増築と内装と外装も変えるから今月いっぱいぐらいまでだったと思うよ」

『マジかー。
久しぶりに食べたかったなー』


菜々子の返事に落ち込む冴子。


「改装工事が終わったらまた買いに来てよ。
サービスするよ」

『マジ?
じゃあまた今度買いに来るわ!』


菜々子のサービスという言葉に元気になる冴子。


『あっそうだ!
お店が改装中で休みなら今週末、空いてる?』

「空いてるけど?」

『なら私と一緒に東京までドライブしない?』

「えっ……………冴子の運転で…………?」

『もちろん!』


冴子の運転と聞いて菜々子はどうしようか悩む。


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