第8章 坂田銀時(火傷)
銀時「うぉッ…あっちぃー」
ココアを飲もうとして、火傷しイテテと舌をだし顔をしかめてる銀さん
小さな子みたいで可愛いー、なんて思ったりもするけど…
あんまりにも痛そうにしているので、ちょっと心配になって声をかけてみる
ひより『大丈夫?お水いる?』
私の問に、少し間が空いて
銀時「んー、いらねぇ」
横目で此方を見ながら、断られてしまう
アイスの方が良いのかなぁ?なーんて呑気に考えてたら耳を疑うような事言い出すし
銀時「舐めて」
ひより『え?』
銀時「火傷って舐めときゃ治るって、良くいうじゃん?」
ひより『それ、傷だから』
そんな、ふざけたやり取りをしてたら
銀時「で、舐めてくれんの?」
凄く真剣な顔で言われて、正直動揺するんだけど
ひより『うん…』
つい頷いてしまう
ズルいや、この顔