第5章 企み【無神コウ】
シャワーとは違う、生々しい感触に膣が締まる。
しかもただの指ではない。コウのモノだ。
その指がゆっくりと名前の膣内を擦る。
「あっ、あっ…あああっ…!」
『ねぇ、…どう?シャワーとどっちが気持ちいい?もちろん、オレの勝ちでしょ?すっごい濡れてるし…コウくんの指だもん、気持ちいいに決まってるよ、ね…?』
勝ち誇ったような顔で名前を見下ろして、
指の動きを早める。
ズチュッ、グチュ、ズプッーー!
「ああああ!…あああっ、あああ…!」
『ほらっ、答えてよ…?どっちが気持ちいいの?エム猫ちゃんは誰に犯されるのが好きなんだっけ?』
名前は恥ずかしさで押しつぶされそうだったが、より一層の快楽を求めて喘ぎながら答えた。
「んっ…ああ…!コ、コウ…くん…に…」
名前から自分の名前を聞いたコウは満足げにふふんと笑った。
『だよねー?こーんなに濡らして、ほんっと…はしたないドM猫だよね…でもそんな名前見てたらさ…オレも我慢できなくなっちゃったよ…』