第1章 残り三年
残り35ヵ月
キヨと出会えて本当によかったと思う
なんでかキヨといると自然と落ち着く
キヨには落ち着きは見られないけど...w
何だかんだ言ってキヨは大切な人だ
勿論今から会う人達もそうである
俺が唯一信頼した友達
いや仲間
だからこそ迷惑をかけたくない
心配してほしくない
キヨにはばれちゃったw
三人にはばれてないみたい
キ「あのさ」
『なに?』
あぁこの雰囲気...
折角明るくしようとしたのに
キ「本当にあいつらには言わなくていいの?」
『うん』
キ「どうせ心配させたくないからだろ?そんなこと考えんなよ。俺らさ悩みごとがあったら相談できるような仲間じゃなかったのか?俺らの友情って心配させたくないくらいでなくなるの?本当は助けて欲しいんじゃないの?ねぇ...お願いだよ...俺らのこと信じてよ...」
キヨは泣き出してしまった
『おっおい...泣くな...一旦フジの家にいくぞ』
キ「うん...」
俺のことこんなに思ってくれてたんだね...
ごめんね
でも、俺の考えは変わらないよ
キヨの言ったこと全て当てはまってる
だからと言ってのうのうと相談なんてできない
たった一人の俺の為にこんなに考えないでほしい
嬉しいけどさ
俺にだって考えはあるんだ
結局は俺が決めることなんだ