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*緑間のバスケ*

第3章 *緑間真太郎


10分ほど待った。

「ん?なんだろ…」
なんだか向こうが騒がしい。
あたしは声のする暗闇のほうを見た。

「真ちゃーん♪」
「…っなんなのだよ、おまえは!」

…あ!
和くんと…緑間くんだ。

「ごめん、遅れた!」
「あ、大丈夫!」
「真ちゃん、この子がオレの幼馴染みの花!」
和くんが緑間くんをあたしの前に押した。
「よ、よろしくなのだよ」

…改めて見ると、
カッコいいのは確かだけど、
なんか変だよ、この人…。

なんか変なカエルの人形持ってるし、
そもそも「なのだよ」ってなに!?

思ったよりも変な人なんだな…。

「あ、あのそのカエル…」
あたしはたずねた。

「あ、これ!?真ちゃん、毎日占い見てんだって!で、ラッキーアイテムを持ち歩いてるんだって!ウケるよなー!」
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