第13章 虎の愛
太ももを撫でる手に力が込められて足を大きく割り開かれる。
快感に力の抜けた身体はいいように更木の目の前に秘所を晒してしまう。
羞恥に足を閉じたくても力が入らず、顔を背けるのが精一杯だ。
「下着が濡れて透けてるぞ。ここ、どうして欲しいんだ?」
つうっと下着の上から割れ目を指でなぞられる。
ビクリと跳ねる身体。
もっと、して欲しい……
いっぱい触ってぐちゃぐちゃにされたい……
でも、そんなこと言えない……
真っ赤になって黙る優姫の瞳を更木は覗きこむ。
「どうして欲しいか言わねぇとこのままだぞ。」
いつもの凶悪な笑顔が今はいっそう凶悪に見える。
つうっとまた指でなぞるがそれ以上はしてくれない。
優姫の秘所はジクジクと疼いて止めどなく蜜を溢れさせている。
指でなぞられる僅かな刺激にも蜜壺の入り口がひくひくと物欲しそうに蠢いているのが自分でもわかる。
浅ましいと、はしたないと想いつつも、もう更木隊長に触ってもらわないとどうにも疼きが治まらないところまできている。
「さ……触って、下さい……」
蚊の鳴くような声でやっとそれだけ言えた。
更木隊長が顔を近づけて耳元で甘く囁く。
「触るだけでいいのか?今度は違うとこも舐めてやるって約束してたよな?」
さらりと額の傷を指で撫でる。
そこを舐められた時の身体に走った快感を思い出す。