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その胸に抱くのは~BLEACH~

第13章 虎の愛


口づけですっかり思考能力は溶けて、身体は快感でさらに疼きどうにもならなくなっていた。

唇を離した更木隊長が欲情した目で見つめてる……
この人のこの獲物を捕らえる獣の瞳が好き……
身体の芯がゾクゾクと震えるような快感が走る。
そっと手を伸ばして更木隊長の頬に触れる。
今、この人が欲しい……


伸ばした手に更木隊長が優しく手を重ねる。
そっと手を取り指先に口づけされる。
見上げると更木隊長は少し困ったような顔をしている。



「普通の時も可愛くて仕方ねぇと思ってるお前の、こんな顔見せられちゃどうにも止めらんねぇ。優姫、お前に本気で溺れちまう……」



その言葉を聞いて優姫のなかに何とも言えない幸せな気持ちが沸き上がる。
ずっと憧れている更木隊長にそんな風に思ってもらえる事が単純に嬉しいのか、恋なのか……
今はまだわからないけれど……



「今は、私も更木隊長に溺れてしまいたい。それはやっぱりわがままですよね……?」

「お前ぇはもっとわがまま言って甘えてこい。」



ニヤリと満足そうに笑った更木隊長の顔が再び近づき、自然と目を閉じた。
甘い、甘い口づけ。
後は快感に溺れて身を任せる。
死魄装に手がかかり、大きく袷を開かれる。
柔らかな双丘が空気に触れて、ゾクリと一瞬震えが走る。
二つの頂きは快感に既に硬く勃ち上がっている。
更木隊長に両手で掬い上げる様に揉まれて堪らず声が出る。


「あっ……はぁんっ……」


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