【進撃の巨人】 never ending dream R18
第23章 咽び泣く~決意~●
『はぁ…ああん。』
ゆっくりと腰を沈めながら、サラは身体を仰け反らせ、甘い甘いため息を漏らした。
サラの膣へと飲み込まれ、見えなくなってしまった陰茎の快感に、エレンはそっと瞳を閉じる。
擦れ合う結合部分からは、クチュクチュと卑猥な音が聞こえていた。
『っあん…エレン…気持ち…良いでしょ?』
荒々しい呼吸を繰り返しながら、サラがそう問い掛ける。
しかし、エレンはその問い掛けに『…はい…。』と、答えるのが精一杯だった。
ドクドクと波打つような快感は、すでに限界を迎えようとしていた。
自分の身体であるはずなのに、全くコントロールがきかない。
もっとサラの身体を感じていたいのに、湧き起こる射精感がエレンを襲う。
こんなにも女性の身体が気持ちの良いものだったなんてと、エレンは初めて経験する性交渉に、悦びと戸惑いを感じていた。
しかし、このまま果ててしまうのは避けたい。
うっすらと目を開けるエレンの目に、胸を揺らしながら、自ら腰を動かすサラの姿が映る。
…何て淫らなのだろう。
普段は決して見ることのない、女団長のあられもない姿。
(もっと…感じさせたい。)
エレンは突然上体を起こすと、甘い声を漏らすサラの唇を塞ぎ、胸を強く揉みしだいた。
サラの腰を強く引き寄せ、下から激しく突き上げる。
『ぃやぁあああん…エレン…。』と、サラは瞳を潤ませながら、エレンの身体へとしがみつく。
そんなサラの耳元で『…もっと…気持ち良くなって下さい…。』と、エレンはため息混じりの声でささやいた。