第23章 咽び泣く～決意～●

唾液の絡まる卑猥な音を立てながら、リヴァイの陰茎をゆっくりと出し入れする。

ベタつく根元を右手で握り、上下に擦っていく。

時おり先端の割れ目を舌でなぞり、陰茎の“頭”を強く刺激した。



リヴァイの膝がピクリと動き、まるで“そこが気持ち良いい”と言っているかのように、身体が感じる場所を知らせてくる。

サラの髪を撫でるリヴァイの手つきが、徐々に荒々しさを増す。



もっと強い刺激が欲しいのだろう。



サラはリヴァイの陰茎の根元にある膨らみを左手で包みながら、口に含んだ陰茎を強く吸い上げた。





「…おい、左手はそこじゃねぇだろ…。」



ビクンと反応しながらも、リヴァイは柔らかな膨らみに触れるサラの左手を掴む。



一体、何がお気に召さなかったというのだろう。

身体はこんなにも“気持ち良い”と反応しているのに…。

サラは陰茎を口に含んだまま、リヴァイの顔を不思議そうな表情で見つめた。





「…お前、どうせ濡れてんだろ？」

まるであざ笑うかのような言葉。

その言葉と同時に、髪を撫でていたリヴァイの手は、四つん這いになっているサラの尻を強く掴んだ。



「…っん…。」



困惑するサラの頭を、リヴァイはもう片方の手で上から押し付ける。



喉の奥へと陰茎の“頭”が当たり、苦しさでサラの顔は紅潮し、瞳には涙が浮かぶ。

離してともがいてみるが、サラがリヴァイに力でかなうはずもなく、ただされるがまま、リヴァイの過激な行為を受け入れざるを得ない。



どうしてこんなに強引なのだろう。

そして、どうしてこんなにも心が高揚し、身体は熱く反応しまうのだろう…。



喉を塞がれ、声を出す事も出来ないサラは、苦しさとリヴァイへの愛しさの中、今まで感じた事のない“被支配欲”に、快感を覚え始めていた。