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【櫻井翔/R18】せっくすれす。

第2章 抱けない理由




「どうしたの翔くん!」
「いや…何でも」

俺は慌てて背中を屈め、うなだれるような格好になる。


「翔くん?」

七海が心配そうに覗き込む。

お願いだ、やめてくれ。

俺を見るな。



「どうしたの!」
「なんでもねえよ」

なぜか七海がパニックに陥る。

慌てふためくのはこっちだってのに。


「翔くん?」


俺は恐る恐る自分の恥部を見やった。




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