第2章 今日から住み込みアルバイト★
あれから一週間。
今日からいよいよお手伝いさんとしてのアルバイトが始まる。
予め荷物は送ってあるので、トートバックひとつで、とある一軒家の前に立っている。
一軒家といっても8人で住むところなだけあってか大豪邸である。てか、8人で住むにもでかすぎない?
さすが、売れっ子なだけある。
私はいろいろ準備があるため、一日先に住居に入らせていただくことになった。
まず、門で指紋認証して、それから再びドアで指紋認証とカードキーを通す。セキュリティ面においてはばっちりである。
中に入ると広い玄関に吹き抜けの高ーい天井。
「うわあ~~」
思わず声が漏れてしまった。
とりあえず中にはいると、
机の上に封筒がある。