第8章 青城のマネージャー
今の私達を見た及川先輩が気になる。
バレないよね……?
体育館を抜けた時、二人きりになったことで声をかけた。
「岩泉先輩、ごめんなさい私のせいでっ……!何とかするので練習に戻ってください!」
早足で少し強引に手を引く先輩にそう言っても、岩泉先輩は止まらなかった。
私の馬鹿みたいな理由のせいで岩泉先輩の練習を邪魔できない。
岩泉先輩は旅館に着くと、私の部屋とは全く逆の方向に進んでいった。
バタン……!
強く閉められた襖の隣にはいくつかのエナメルバッグが置いてあり、その柄から青城の泊まる部屋だって事は想像できた。
部屋に入るなり岩泉先輩は私を強く抱きしめる。
「お前が青城のマネージャーすんのは無理だ」
それを望んでいて避けた私達だけど、こんな私の様子じゃそれ以前に……
「俺が持たない」
え……。
なんで?私が持たないんじゃなくて、先輩が……?
予想外の言葉に固まる私の胸に岩泉先輩は触れ始めた。
静かに私の反応をうかがうように揉んだ後、服を捲り上げる。
熱い私のカラダが過度に反応して、ゆっくりとその場に座り込んだ。
背中に手を回されブラを外された。
「最後まではしないから俺の触れ」
胸に触れ顔をその突起に近づけながら、岩泉先輩は空いた方の手で私の手首をつかんでソコに触れさせた。