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Dye D? 3

第68章 対決【後編】









丸山の言葉を聞き村上が自分の疑問を訪ねた


村上「ヤスはおまけってことか?」


その言葉に安田は笑いながら


安田「おまけってひどいわ・・・」


少し怒った顔の安田を見て

丸山も微笑みながら


丸山「ヤスは違う感覚を持ってる

亮ちゃんが空気を感じるなら

ヤスは実態を感じるみたいに・・・」


その言葉に横山が嬉しそうに笑った


横山「なるほどな・・・

だから邪魔な奴らを向こうの世界に

連れってて仕事をしたわけか・・・」



丸山は静かに頷いた

すると横山が更に話しだした


横山「まぁ、こいつの誤算は

雪の強さと・・・

俺らの帰りが早かったことやろなぁ・・・」



そう言って俯いてるミナを見つめた


すると錦戸が聞いた


錦戸「それって、どう言う事なん?」


横山「雪の身体を奪って

赤ん坊を連れ出したかった

だから、こいつの身体を奪って

雪を襲った・・・」



安田と錦戸が頷く


横山「しかし、雪の反撃で奪えず

次に考えたのは・・・

戦意のないミヨの身体で近づき

雪の身体を奪った・・・」



安田が驚いた



安田「えっ、あの時に奪われてたん?」



横山は静かに頷く


横山「ミヨとして俺らに近づき

ほんまに一瞬の隙で奪ったんやろな・・・」



その言葉にミナは小さく笑った

しかし横山は話を続けた


横山「奪って自分だけが帰るはずが

俺が先に帰ったから

お前は焦ったはずやで・・・

赤ん坊を奪う目的が出来んから」



ミナの笑い声が止まる



横山「だから

雪と大倉の部屋に派手な演出をして

赤ん坊を隠す時間を作ったんやろ?」



その言葉に大倉が聞いた


大倉「あの血にはそんな意味が・・・」




大倉は思い出したくないように

首を振った



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