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Dye D? 3

第44章 悪戯








すると渋谷が思い出しながら言った




渋谷「雛、今やな

横が言ってた困った時は?」



その言葉に反応するように

村上がポッケトに入れていた

手紙をだしたのだ




大倉「これは?」



村上が見せながら言った



村上「アイツが

いつ入れたか分からんが

俺のポッケトに入っとたんや」




そう言って苦笑いした



丸山「困ったらタロットって?」



丸山は不思議そうに聞くと

すると渋谷が村上に言った



渋谷「雛、横に見せてもらった

本を持って来てや」





村上は静かに頷くと

部屋を出て行ったのだ




待っている間に渋谷は

丸山と大倉に話したのだ




渋谷「横が雛に

タロットの本を見せたらしいんや」



大倉は聞きながら頷いていた



大倉「そうなんだ」



渋谷「俺は思ったんや

横なら

そこに何かを隠してるんとちゃうんかって」




すると丸山が嬉しそうに



丸山「俺たちの事も

考えて行ったってこと?」



その言葉に渋谷は笑った



渋谷「さて、それは横のみ知るやけど

悪戯好きの横ならさ

やりそうやろ?」



丸山と大倉は小さく笑ったのだ




そこに本を持ってきた

村上が急いで戻って来た



村上「これやで!」



そう言って

皆の前に本をだした




渋谷「あんがとうな」




渋谷は受け取ると

ゆっくりとページをめくりだした



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