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Dye D? 3

第35章 連絡









しかし

話の見えない

錦戸と安田は少しイライラし始め




錦戸「俺らには話が

全く見えんねんけど」




怒った顔で見ている

錦戸に少し笑いながら

横山は説明を始めた




横山「ここと、向こうは対の世界

やから

ここにあるモノは向こうにも

あるはずやろ?」




その言葉に安田は反応した




安田「ここのテーブルの上に

メモを置いたら?」




横山「向こうに現れるやろな?」




その言葉に錦戸も納得した




錦戸「なるほどな!

そう言うことな」



安田「これから、

向こうとも連絡取れるって事やね?」




安田は嬉しそうに言うと





横山「まぁそれは

向こうが気が付いたらやで?」




そう言うと横山は口を閉ざすと

錦戸何かを思いついたように



錦戸「やから

アイツらのおる所に置いたらええん

嫌でも気が付くやろ?」



錦戸の得意げな顔に

安田も乗ってきた



安田「そやな

そしたら連絡し合えるやんな!」



錦戸と安田は得意げな顔になって

どんな連絡を取ると話し続けたのだ



それを横山は嬉しそうに見つめていた


その姿を雪は見て

小さい声で横山に伝えた




雪「上手い事、導きましたね・・・」



その言葉に横山は少し照れ臭そうに笑うと



横山「何を言ってるんや?」



惚けて見せたのだ






この世界にきて自信を無くしていた

仲間に少しずつ自信を持たしていたのだ



その事を知っているのは

自分だけでいいと

雪は横山の考えを胸の中に閉って

楽しそうにしている

二人を横山と一緒に見つめていたのだった





その横山は冷たい深紅の瞳に変えると



横山「さて、

お前らにこれから

働いてもらうで

ここから帰る為にな・・・・」



その言葉に三人は力強く頷いたのだ


今からの試練を受け取る意思を見せたのだった

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