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Dye D? 3

第32章 変化







すると渋谷は深紅の瞳を輝かせ

冷たい口調で言った




渋谷「自分たちの都合の悪い事は

忘れるか・・・・」



その言葉に大倉は悲しそうに



大倉「二人とも口裏を

合わせてるかのように

知らないを繰り返していた・・・」




丸山は心配するように

横山の傍に膝をつき頭を撫でていた



それを大倉は見つめながら言葉を続けた



大倉「何か絶対にあったはずなのに・・・・」




その言葉に渋谷が反応をする



渋谷「横が動いたんならな・・・・」




渋谷の言葉に答えるように

村上は言った



村上「もしかして、ワザとちゃうんか?」




村上の言葉に渋谷は笑って横山を見つめた



渋谷「横やったらそうやな

もしかしたら亮とヤスを迎えに行ったんかもな」




その言葉に大倉と丸山の瞳の深紅が輝いた



丸山「・・・って事は

鍵を握ってるのはゲストって事だよね」




丸山はみんなに尋ねるように言うと




渋谷「アイツらに何かしたら

あっちの世界に行けるって事やな?」


渋谷も納得したように言った



皆が、今回の鍵を握っているのが

ミナとミヨだと確信を強めていた時だった





村上「でも、ゲストは何もんやろ?」




村上は意識のない横山を見つめながら

自分の胸にあるモノを言葉にすると




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