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うちはの少女

第7章 アカデミー




•ユヅキside

ユヅキ
「私に選択肢は無いんですね。」

サスケの安全なんて物を出されたら私はもう断れない

サスケとは一緒に居たいけど一緒にいたらサスケまでが危険に晒されるって話なのだから

そんなの決まってる

サスケとは一緒に暮らせない

ユヅキ
「わかりました。カカシさん、お世話になります。」

カカシさんの方へ向いて、頭を下げた

カカシ
「うん、よろしく〜。」

軽い返事が返ってきた

カカシ
「早速なんだけど、もう用意始めてもらえる?」

カカシさんの一言に、私は慌ててサスケの待つ家に戻った

でも、そこにはサスケがいなくて、代わりにメモが机の上に

《少し外に出てくる》

そう綴られていた

じゃあ、今のうちに用意して、サスケが戻ってきたら話をしよう



それから、30分ぐらいしてサスケが戻ってきた

ユヅキ
「サスケ、話があるの。」

サスケは私の畏まった様子をみて予想したのか顔が強張ってる

サスケはそのまま、机に向かい合う形で座った

サスケ
「話ってなんだ。」

ユヅキ
「私たち、一緒に暮らすのは危ないって。三代目に呼び出されたの。大蛇丸が私をまた狙ってきたら、私だけじゃなくサスケにも危険が及ぶって。だから、私はしばらくの間、三代目の用意してくれたところで護衛付きで暮らすことになったの。勝手に決めてごめんね。」

サスケは私の急な話に驚きを隠せない様子だった

でも、なにも言わなかった

サスケ
「そうか。アカデミーはどうなるんだ?」

ユヅキ
「それは今まで通りにいくよ。」

サスケ
「ユヅキが決めたことなら、オレは何も言わない。」

そういってサスケは自室に入っていった

……ごめんね、サスケ

一緒だと危険って聞いたら、一緒にいれないような弱いお姉ちゃんで…




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