第41章 sky date.
京谷先輩も薄く笑いながらも私の中に入るのを止められないって目をしていてドキドキした。
かっこいい。
普段こっそり見てる練習風景なんかだって素敵なんだけど、こうして身近に見れるのは一等嬉しい。
私の体で気持ち良くなってもらえて、私も気持ち良くて最高だよね。
気持ち良い。
「京谷先輩…」
そういえば前に…、
『どこにも行くな』
一一って、言われた、よね?
何だか大分前になってしまった気がするけれど。
空耳かな、とか色々考えたんだけど、多分違う。
京谷先輩もさ…ちょっとは私を必要としてくれたのかな?
甘えてくれたのかな?
意味は分からないけど、私に側にいてほしいって事、なんだよね。
頭の中で何度も反芻したその声を思い出すと又頭がパチパチ火花を散らす。