第41章 sky date.
私は偶に妄想する一一。
世界が終わる日が来たら一体私はどうするかな…って。
そんな事を今日考え始めたのは屋上の柵の向こうに腰掛けて下を見おろしていたからだ。
話の始まりは及川先輩過激派の二年生に出会った事から始まる。
移動教室でいつもと別の階層を歩いていた私は常々私を目の敵にしている二年生に出会ってしまった。
勿論逃げようとしたけど、一年の教室へも行けず移動先の教室へ先回りされていて出ていけなくなり。
仕方なく人目の無い上へ向かった。
予鈴が鳴る頃には彼女もいなくなるだろう。
が、見つかりかけ、私は更に上、一一屋上まで追い詰められた。
見つかってはいないが、私が屋上に向かったのを見られてしまい仕方なくこんな場所に出ることになっている。