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【HQ】バンパネラカンタービレ【R18】

第40章 あなたとワルツを。


いつかいなくてもよくなる私だけど、一一、一先輩とはさよならしたくない!

「一先輩、私が彼女で良いですか?」
「当たり前だろ。でなきゃ抜け駆けしてまで告白するかよ」           
だよねぇ、だよねぇ!!!

「私、一先輩大好き」   
あやふやだけど。
一先輩だけの私じゃないけど。
お役ごめんになった時、一一私はあなたを選んで良いですか。 

ウキウキしながら見つめ合う。
私も笑っていたし一先輩も何か照れくさそうに笑ってる。

ナンテいい雰囲気だったんだけど、
ぐぎゅう~…
不意にお腹がなる。

「なんだ今の」                                    
一先輩に笑われる。
うぅー…恥ずかしい。
だって安心したらお腹すいたんだもん。

「ほら、食べろ」
って差し出されたのは一先輩のでっかいおにぎり。

んゆ?
私のおべんとは?

「これは…俺が食べる…」
…そか。
食べたいなら仕方ないネ!
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