第39章 放課後 Date.
「したい?」
又優しく抱き締められて。
やっぱり…何か一先輩と違うな…ナンテ失礼な事を思いながらも安心してしまう。
広い胸、あったかい腕、…包まれているみたいで。
「は、いっ」
胸に顔を埋めて云う。
恥ずかしいし!
「ん。良いよ」
その前にもうちょっと…、とスルスル手がスカートをのけながら足を撫でる。
「こっから吸わせて?」
大体花巻先輩は足から吸うんだけど普段は足首からだ。
腿から吸いたいみたいだけど、そうなると私がきわどいポーズをとらなくちゃならない。
それで『行き過ぎた』事があると困るから。
でも今日は二人きりだし、『岩泉先輩には内緒』だから。
花巻先輩は私を床に倒して足をつかむ。
「つむぎの足って普通の子みたいにぽちゃっとしてなくて固そうなのが良いんだよね…」
手でスッと撫で上げられてゾワっとする。
ただ触っただけなのにそこには言い知れぬ情感がこもっていて。
手がヒラッとスカートをめくる。
今日はソックスであんまり大げさな作業をするつもりもなかったので直パン。
た、確か可愛いのを履いてたはず!