第2章 転入
「久しぶり、ヒカル。君も神威島に?」
「ああ」
その時、アラタが叫んだ。
「アーーーッ!!思い出した!!」
「えっ!?」
「ミクルは確か、去年のアルテミスの優勝プレイヤーで、こいつが一昨年の優勝プレイヤーだ!!」
「こいつとは何だ、ヒカルだ」
ヒカルはタブレットに視線を落とした。
「瀬名アラタ、君はアルテミス予選落ちだね」
「ギクッ」
そして、神威統合学園についた。
門を通ると、警備員のような人がいた。
「青音ミクル、瀬名アラタ、そして星原ヒカルだな」
「はい!!」
「ではCCMとLBX、携帯端末等は此処で預からせてもらう」
「 えっ?でも、必要な物なんじゃ……」
「此処で支給される」
「……そうなんですか」
アラタはリュックサックを下ろし、アキレス・ディードとCCMを渡した。ミクルはオーディーン、ヒカルはルシファーだ。
「ミクルはハーネスなんだな」
「二人ともはジェノックか、いいな~」
「まぁ、仕方ないよ」
少しがっかりしたが、笑顔になった。
「ま、いっか!!此処でお別れする訳じゃないんだし!!二人は此処にいるんだし!!また、会えるよね」
アラタは笑顔で返す。
「ああ、また会えるよ!きっと!!」
「うん、じゃあね!アラタ、ヒカル」
「ああ、じゃあな」
* * *
此処からゲーム沿いでいきます!なので、ゲームを購入次第、更新しようと思います。
なので暫く、更新停止します。
その間、男主の目指している少年が主人公の小説を書こうと思います。