第3章 ウォータイム
コントロールポッドから降り、司令室に戻って来る。
「初陣、お疲れ様。良い戦いだった」
「ありがとうございます」
ツバサやメイカがミクルの隣へと寄る。
「あなた、やるわね」
「良い連携が取れそうだぜ!」
「それは良いことだ。メイカ、この後は……」
「はい。ミクルをダック荘へ案内します」
ミクルは首を傾げる。
「ダック荘?」
「ダック荘ってのは俺たちが生活している寮のことだぜ」
「そうなんだ……」
「うむ。では頼む。本日は解散」
「「「「はい!!」」」」
「あたしは報告書の提出があるなら校門前で待っていて」
「わかった」