第7章 東京遠征〜3〜 ライバル
武「ハイ!皆さんお疲れ様でした!」
「した!」
武「で、明日はお伝えしてた通り、体育館に点検作業が入るので部活はお休みです。まぁ、IH予選以降休み無しでしたので、ゆっくり休んてください。」
日「影山。、、、トス、上げてくれよ」
谷「あれ、二人はまだ帰らないの?」
日「、、、谷地さん、よかったらちょっとだけ球出ししてくれない?」
谷「え"っ!?私にできる!?」
日「影山の頭上に山なりに球投げるだけ」
谷「う、ウス!やってみる!」
澤「朱莉ー?」
「んー、先行っててー」
澤「あんま遅くなるなよー」
「わかってるー」
入り口のところでこっそり様子を見ることにした。
何回繰り返しても、日向はボールに気を取られてMAXのジャンプが出来ていない。
影「この、できるかわかんねぇ攻撃を繰り返すより、今までの攻撃とかサーブとかブロックとか、他にやること山ほどあんだろうが!」
日「_でもおれは、この速攻が通用しなきゃ、コートにいる意味がなくなる、、、!」
そうだ。あの速攻があるからしょーよーはコートにいれる。
影「だから、この速攻にお前の意思は必要ないって言ったんだ!俺が、ブロックに捕まんないトスを上げてやる!」
日「それじゃあ、おれは、上手くなれないままだ!」
影「!」
しょーよー、、、
影「春高の一次予選は来月だ。すぐそこだ。そん時武器になんのは、完成された速攻と、現時点で全く使えない速攻どっちだよ!?あ!?」
谷「けっ喧嘩はだめだよ、、、!」