第6章 東京遠征〜2〜 トラウマ
2日目
烏野以外の主将たちに囲まれて話をしていた時だった。
木「なぁなぁ!そこの赤毛!」
「何この失礼なハイテンションミミズクヘッド」
木「お前名前なんてーの?」
「会話のキャッチボールできないんだけど通訳いないの?」
黒「赤葦なら監督んとこいったからしばらく来ねぇわ」
「赤葦くんとやら今すぐ引取りに来てー。」
木「なーなー!名前!」
「人に名前を聞くときはまず自分からだろが」
木「わりわり!俺は木兎光太郎!お前は?」
「、、、紅林朱莉。」
木「くればやし、、、?」
「べにでいい。」
黒「んで俺はー、「クロ黙れ。」ウィッス」
及「俺「お前もいい。」まだ何も言ってないんだけど!?」
木「お前それ地毛?」
「だとしたら何だ」
木「珍しい色してんな!」
「それお前もだろうよ」
木「俺地毛じゃねーもん。染めてんの!」
「わざわざ染めるとか考えらんない。」
木「いーじゃん、気に入ってんだしさ!」
あたしは、この髪色好きじゃ、、、
木「それにお前髪サラサラじゃん」
木兎が、あたしの首元に、手を伸ばしてきた。