第10章 エースの意地

田「あっでもわかんねーすよ??苗字が同じだけの別人かもしんねーし」



菅「おーい、そろそろ始まるぞー」


澤「！行くか､､､どうした？朱莉」


「､､､何でもない。」


澤「？そうか？」






その後も烏野は勝てなかった。



菅「山口サーブ前よりイイ感じになってきたな〜。負けてらんねー」


山「あっ、ありがとうございます！」



ゴールした忠と蛍に旭がボトルを渡した。



月「＿＿東峰さんは嫌じゃないんですか？」


東「？何が？」


月「下から強烈な才能が迫ってくる感じ」


東「あーまぁ、心は休まらないかな。」


月「､､､日向は多分まだ“エース”って肩書きに拘ってますよね」


東「そうかもな」


山「､､､､､､」



東「だから今のままじゃ駄目だって言い出したのかな。まぁ、お陰で俺も他の連中も火が付いた感じだ。」


月「気をつけないとまた集中しすぎた日向に噛みつかれますよ」


東「？　　！ああー！アレか！ハハハ！

､､､俺と月島はさ、ポジションとか役割的に日向とライバル関係に近いから、ヒヨコみたいだった日向が日に日に成長するのをひと一倍感じるんだろうな。

､､､＿＿でも俺は、負けるつもりは無いよ。」



旭､､､



「エースっぽくてかっこ良かったよ、旭。」


東「一応俺エースだよ!?」