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【刀剣乱舞】 顧恋抄 【短編集/R18含】

第1章 恋を詩え 風がさらう前に 【燭台切光忠】






緑の海原が、風に揺れる。
波打つ光が、時を刻む。
戯れる幼子達の声が、心地良く耳をくすぐる。


遠退く声と、遡る記憶。


置き忘れた温もりでさえも、
今も尚、其処にはまだ存在しているかのようで


そっと閉じる瞼に映るものは、あの日の貴女・・・


ただ貴女の・・・その笑顔だけ―――――














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