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新・妖魔が巣食う街

第2章 妖怪化現象


「望は、20年前の儀式の事覚えてる?」
美琴が望に。
「20年前の事?」
望が美琴に。
「ええ、妖魔と戦いのが終わった後・・・望や私達は四性獣と結婚し3人に子供を儲けた時に、望の体に残った妖気が年月を得て次第に望の体は妖魔へと姿を変えて行く事よ。」
望の問いかけに美琴が呟いた。
「そんな・・それじゃ、さとり達はどうなるの?」
望が美琴に尋ねた。
「それは、大丈夫よ・・さとりさん達は妖魔と人間との間に生まれたから、妖魔になる事はないわ、妖魔との間に生まれた子供だらか、さとりさん達までも妖魔になると思うけれどさとりさん達が妖魔になる事はまずないから、心配する事はないわ。」
美琴が望に呟いた。
「それじゃ、私はこのまま妖魔になるのね。」
望が呟いた。
「それは、望次第と言う事になるわね。」
美琴が望に。
「どういう事なの?」
望が呟いた。
「妖魔になるか、そのまま人間の姿で要るかは全て望の心の強弱によって決まると言う事で、決断を下すのは望次第なのよ。」
美琴が望に呟いた。
「つまり、私の意志が弱ければ妖魔になり強ければこのまま人間の姿で居られると言う事なのね。」
美琴が呟いた。
「そうね、望には支えとなってくれる人がいるじゃない。」
美琴が望に。
「私の心の支えに案ってくれる人?」
望が呟いた。
「ええ、雄哉さんにさとりさんやこいしさんに魅湖に希望ちゃんと言った貴方の意志を継いでくれる子が居るじゃない。」
美琴が望に呟いた。
「魅湖ちゃんはしっかりしているけど、それ以外わね・・。
望が呟いた。
即日、望は病院を退院した。

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