第11章 Red snow
エスメラルダはさっきの帽子を被り
「この帽子気に入った。」
と言った。
「サボ、服着替えろよ。」
「さっきのやつ濡れたからな。」
「買ってこようか?」
「いや、上は着なくていいや。」
「は?」
何を言ってんだこいつ・・・。
「この島にはそういう奴等いっぱいいたろ?」
確かにいたが・・・。
「だからサボがそんな格好したらおかしいぞ!」
「いいじゃん。」
「はぁ・・・。コアラが嫌がるぞ?」
「お前はいいのか?」
「・・・。」
「あぁ見慣れてるもんな。」
そうだよ!!
なんだ今更・・・。
「・・・。」
「俺もお前の裸見慣れて・・・ブヘェ!」
エスメラルダは赤面してサボを殴った。
「うるさい。」
「いいだろ?何赤くなってんだよ。」
「お前があんなこと言うからだ!!」
「お前って言った!!」
「あ・・・。」
サボはエスメラルダをベットに押し倒した。
「ちょ、おい何するんだ!」
chu
chu
chu
頬や額にキスをしていく。
だが口にだけはしてくれない。
「っおい・・・。」
「どこにしてほしい?」
・・・はぁ?
「してほしいも何も・・・やめてくれ!」
「嘘つき。」
「ほんとに!」
「ここにしてほしいくせに。」
そう言ってエスメラルダの唇をなぞってくる。
「・・・ん・・・・・」
「どうしてほしい?」
「っわない!!」
「言うまでやめないよ?」
この超ドSがぁ!!
「どこがいい?」
「・・・っ・・・・・口・・・。」
「ふっ、どんなキスがいい?」
「・・・。」
そんなの言えないだろ!
無理無理!!!
「普通のでいいから・・・。」
「ほんとに?」
違う・・・
本当はもっと深入りしてほしい。
「Dキス・・・////////////。」
顔が熱い!
「言えたな。ご褒美・・・」
「ん・・・・んぁ・・んむぅ・・・」
舌が絡み合い水音が響く。
ちゅ・・・ちゅく・・・・・くちゅ・・・
「・・・・・ん」
サボも声が漏れる。
離れたとき2人は銀の糸で繋がれていた。
「・・・////////。」
「顔真っ赤だぞ?」
「言うなよ///////。」
「可愛い。」
「////////・・・。」
chu
パニックになってサボにキスしたエスメラルダなのでした。