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光と闇に潜む龍【サボ】

第10章 番外編


「なぁ、サボ遅くね?」

ルフィが待ちきれないように言う。

「その彼女とあんなことやそんなことしてんじゃね?」

「なんだぁ?それ?」

「麦わら屋・・・純粋なのかアホなのか・・・・・。」

ローは頭を押さえる。

「トラ男、純粋ってことにしといてやってくれ。」

「なぁなぁ、教えてくれよ!」

「何を教えるんだ?エース。」

後方から声がした。

「おっ、サボが来た!」

ルフィが駆けていく。

「ってことは隣の奴がラファティ・エスメラルダだな。」

ローは興味深そうに呟く。

「超美人じゃん!」

エースも驚く。

「エース、そんな卑猥なことを想像するな。決してんなことしてないかんな!」

サボがエースを小突く。

「したわ!アホ!」

エスメラルダがサボをシバく。

「よ!俺はサボの兄弟のエースだ!」

エースが笑顔で話しかけてくる。

「サボから聞いていたよ。よろしくな!」

エスメラルダは手を差し出す。

エースはそれを握りニカッと笑った。

「お前は死の外科医、トラファルガー・ローだな。噂は聞いている。」

エスメラルダはローに向き直った。

「・・・そうだ。」

「フッ、愛想のない奴だな。ま、よろしく!」

エスメラルダはサボに尋ねた。

「おい、サボの弟はどうした?さっきまでいたのに・・・。」

キョロキョロ見回す。

「ほんとだ。ったく、どこ行った・・・べふぅ!!」

ルフィが上から落ちてきた。

「よう!俺はルフィ。海賊王になる男だ!」

お決まりの自己紹介。

「海賊王ね・・・ま、がんばれよ!よろしくな!」

エスメラルダはルフィの下敷きになっているサボをおこす。

「てっめぇ、ルフィ!!何しやがる!」

「シッシッシ!」

笑ってサボの拳をかわす。

「ふははは!面白いなサボの兄弟って!」

「だろ?」

エースもノッてきた。

「で?さっきの卑猥な行為をしたってのは本当か?」

エースが絡んでくる。

「///////おい・・・エース・・・・・。」

サボはエースの言葉に赤面する。

「どうなんだ?」

「っあぁぁっぁぁ!したよ!もう、これで満足か?」

「何したんだ?」

「麦わら屋、知らなくていい。」

ローがルフィに帽子をかぶせた。

「わっ!何すんだトラ男!」

ルフィがローの帽子をひったくった。

「っおい。」

ぎゃー・ぎゃー
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