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私の隣は君

第4章 *3話*


ー希夜汰side


『行こっか』

先輩の言葉が嫌になるほど頭の中で響く。

望彩はお人好しで、人に合わせるタイプ。
断るはずもない。
だから、悪いが雪那ちゃんを恨んだ。

マネージャーなんて、誘うなよ。
そればかりだった。

「...でさぁ。って、希夜汰聞いてる?」

「...うるさいなぁ...鈴木....」

片思いか。

告白しようとしてやめて、これが何十年経ったろう。

「聞いてねーのかよっ!!!」

こんな僕、弱い。
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