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私の隣は君

第3章 *2話*



「よろしくね。じゃ、またあとで」

先輩はそう言い、待っていた友達の元へと走り去った。

「遅れる遅れる、行くよ〜」

ふわふわした雪那が、なぜか今日はキリリっとしてる。

気のせいかな。
そんなことないか。

どっちでいいけどさ...

「ふふ....んふふ...へへ...」

このひたすら横でニヤニヤ笑う雪那を、誰か叱ってやめさせないかな。

こっちが恥ずかしくなる。

「雪那、ごめん。気持ち悪いよ」

「....えへへ...」

ダメだこりゃ。
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