第22章 あま~い番外編💚
「藍は、幸せかい?」
「・・・幸せです。」
「なら、なにも怖がることなどないよ。」
「え・・・?」
驚きながらも何故か心がじんっ・・と・・暖かくなった。
心地よくて
安心できる、赤司君の言葉
「上手くいきすぎていると言ったね?僕はそうは思わないよ。」
「ここまで来るのに沢山の時間がかかった。だからこそそうやってうまくいっている時に過去を短く振り返ってしまうんだよ。」
そう赤司君に言われて気が付いた。
言われてみれば、今まで長かった。
その長い時間が短く感じてしまっていた。
「もう、大丈夫かい?」
「・・はい////」
「さあ、行くよ?」
そう言って手を握りしめた。
「はい!」
私達は幸せに包まれながら
見守られながら
今日を
これからを
過ごしていく・・・。
「・・・赤司君」
「ん?」
「大好きです!」