第2章 イケナイ💛私
「では、ここに座ってくれ」
椅子が一つしかないけど・・・?
「あの、赤司君。椅子は一つだけですよ・・・?」
「ああ。わかかっている。」
赤司君が椅子に座った。
え?結局自分が座るの?
「藍。来い」
赤司君は自分の膝の上をトントンした。
「え!!そんなことできません。」
「僕の命令は絶対だ。」
急に空気が冷たくなった。
「そ・それじゃぁ。失礼します。」
「・・・・る。」
「え?なんですか?重たいですよね?私。今おります」
「いや。なんでもない。重いものか!」
赤司君が顔を真っ赤にして言った。
「では、簡単に説明するよ。」
=終わった=
「では、説明は以上だ。」
「うぇ!あ?の。」
緊張して、全然話を聞いていなかった。
「藍?ちゃんと聞いていたのか?」
「す・・・すみません。」
「・・・ゲームだ。」
「え?」
な・・・なに??!!
「罰ゲームだ。藍」
今、なんて??
「その。罰ゲームとは?」
なに・・・なんか怖い。
何を考えているんだろう。
「じゃ。まずは・・・」
「え////」
か・・顔近い・・・。