• テキストサイズ

イケナイ💛赤司様

第14章 あの季節


もう、こんな季節か・・・

そう考えながら窓の先を見つめていた。

時間は6時限目の後半。もうほとんど授業放棄。

キーンコーンカーンコーン♬

「やぁ・・・・っと終わったぁぁぁあ!」

ふと、頭の中をよぎった。

”部活”行かなきゃ・・・

急いで鞄を持って走り出した。

廊下はまだ、人が少ない方だ。

遠慮なくダッシュした。

いつもの曲がり角

「きゃっっ!」

ドンッ!!!

前方が暗くなった。誰かにぶつかってしまった。

「す・・・すみません!!前!見てなくて!!」

「いや、問題ない。」

「あ!赤司君!?す・・・すみません。」

「大丈夫だ。」手を差し伸べしてくれた。

「あ・・ありがとうございます。」

少しの沈黙が続いた。

/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp