第12章 夢から覚めたシンデレラ
会えない・・・じゃなくて
会っちゃいけないんだ。
こういう時って漫画の世界ではもう結ばれてたり
しちゃったり・・・?
そういえば、バスケ部の試合をちゃんと見たことなかったな。
こっそり見に行っちゃったり・・・?
=試合がある日=
思わず来てしまった・・・
いろんな学校の人がたくさん来ているんだな。
部活って感じ・・・
マネージャーは交代制で今日の仕事は違う人だから
大丈夫!
っていうかこういうの見て流れとか理解しなくちゃ。
「うわ!!キレーなお嬢さん^^」
「え・・っと。はい?」
「あ!すんませんっす^^」
「あ。もしかして○○○雑誌とかによく乗っている
黄瀬涼太君!!!??」
「あ~。バレちゃったな~。そうっすよ!」
「まさかバスケの試合ですか?」
「そうっす!よくわかったっすね^^」
「はい。雑誌のインタビューコーナーで知りました!」
「おぉ!よく見てくださってるんっすね^^ありがとうっす」
「い、、、いえいえ//////」
すごく綺麗な顔立ち。
足も身長も長くて、黄色の綺麗な髪の毛
美しい黄色の瞳。
あぁ。完璧だ。
さすがモデル、私の女としての価値がより低く・・・
ちなみに・・・海常、、、高校?
あ~。そういえば
「キセキの世代デスヨネ?」
「あぁ・・・そうっすね^^君はどこの高校?」
「あ、はい^^洛山高校バスケ部マネです!!」
「ら・・洛山の!?しかもバスケ部マネ!赤司っちが
いるじゃないっすか!」
「赤・・・赤司っち・・・?赤司君ですか?」
「そうっすよ!僕らキセキの世代の帝光中、元主将!
いまでも赤司っちに勝てる奴なんかいないっすよ。」
「そ・・・そうなんですか!?」
キセキの世代とは知っていたけど、主将までは・・・
ちょっとしかなかった薄っぺらのキセキの世代
知識がいっきに増えた。
さすが赤司君!いまでも完璧だ。