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白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~

第7章 ★勉強会★






零蘭の指導がよいのか、そのあとのお楽しみのためなのか、火神のスピードが少しずつ上がってきていた




火神『んで、ここに代入すんのか?』




『そうよ、凄いじゃない大我!さっきよりも理解度が上がってるじゃない!』




まるで自分のことのように喜ぶ零蘭にフッと笑うと、彼女の耳元に口を寄せる




火神『零蘭のお陰だ..ありがとな』





『フフッ、大我の呑み込みがいいのよ、っん...』




火神の方を向いたその時唇が軽く当たった




火神『零蘭からのキス貰った(ニヤッ)』



『もう!大我っ!っん///』




今度は深く口づけ、逃がさないように腰と後頭部に手を添える




『んっ、やっ....はっ、ん』




火神『ん、零蘭...』




火神の胸を押し返す零蘭だったが、次第にキスの快感に酔ったように自分からも求め始める




熱く甘い舌を絡め合い、体を熱くしていく




零蘭の服に手をかけようとしたその時




伊月『白崎、そろそろ交代だって日向が...』




『っ!伊月、先輩っ!』




慌てて離れるが、すでに見られたと二人は勘づいていた




伊月『.....火神、もうそろそろ日向が来ると思う』



火神『う、うす...』



伊月『白崎はこっちにおいで...』



『はい...』



伊月に手を引かれ部屋をあとにした









『あのっ、伊月先輩...』




伊月『何だ?』




『手、痛いです...』




慌てて手を離す



無意識のうちに力を強めていたのか零蘭の手首には赤い跡がうっすらと浮かび上がっていた




伊月『わ、悪い...』



『いえ...あの、さっきのこと、ですが...』



伊月『火神と、付き合ってるのか?』



そっと首を横に振る



すると安心したのか安堵の溜め息をついた




伊月『良かった...』




『え?』




伊月『こっちきて...』




再び手を掴まれ、誰もいない部屋へと連れていかれた








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