第2章 ~一次試験~
【キルアside】
「ねえ!」
あいつはウエストバックをあさっていて俺たちには
気づいていないみたいだった
ゴンが声をかけると驚いたみたいで勢いよくこっちに振り返った
「俺、ゴン!で、こっちがキルア!君の名前は?」
「僕はルイっていうんだ」
「・・・ねえ、なんで俺たちより速く上がってこれたの?」
疑問に思ってたことを口に出す
「ああ、それはねー跳んできたから
だから、二人の視界に入らなかったんだと思うよ」
「はァ?!跳んできたァ~?」
「すごいっ!!どうやって跳んだの?俺にもできる?!」
ありえない
跳んできたとか、どんな脚力だよ
ていうか、ゴン
そんなのこいつにしかできない芸当だって
「足に力を込めるんだけど・・・
大丈夫、ゴンもできるようになるよ!勿論、キルアもね」
できるのかよっ