第2章 ~一次試験~
【キルアside】
ゴンと競争して階段を上ってゴールはしたけど、
どっちが先にゴールしたのかわからなかったから
ゴンがサトツさんに聞いた
「ねえ、どっちが速かった?」
「私の眼には同着に見えました
・・・が、一番早かったのはあの方です」
俺もゴンもサトツさんが向いている方を向く
そこにはフードをかぶった男・・・?がいた
俺らが階段を駆け上がるときにはいなかったのに・・・
しかも、俺らが先頭に出たから抜かされたのならすぐわかるのに
何か技があるのか、あるいは俺でも見えないスピードで走ったのか
「ねえ、キルア!あの子に話しかけてみようよ!!」
「ゴン、あいつ多分強いぞ
だから警戒して・・・って、おいっ!!人の話を聞けって!!」
ゴンに警告をしようとしたら人の話を無視してあいつの方に行きやがった
まあ、ゴンが行くなら俺も行こうかな