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食べたくなるほど愛してる

第1章 変わり者に恋をした




そんなこんなで今、

こうやって毎日、同じ大学なことをいいことに

愛をつぶやいてる



「まさか、君も同じキャンパスだとはね」


「はい、嬉しいです」


「………ほんとに懲りないね」


残念だが……と続ける月山さんに


手作りのクッキーを渡す。



「家族以外の人に作るの初めてで……」



「………」


一瞬苦い顔をした気がしたが

次にはふっと笑ってゆっくり食べてくれた。


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