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食べたくなるほど愛してる
第2章 笑顔はきっと涙の後で
「紗那!!奇跡だ
夢、じゃないだろうか」
「月山さんっ、ゆ、めじゃないですよ!!
紗那ちゃん!気は大丈夫!?」
光に触れたら
目が覚めたらしい
私はほんとに恵まれてる。
素直になったからかな?
「もぉ、金木君、トーカちゃん、
泣かないでよ」
「なっ!べつに泣いてないし!」
「トーカちゃん…素直になりなよ」
苦笑いをする金木君。
そんな風景に私はほろっとなる
「紗那」
そっと囁く愛しい人の呼び声
「月山さん……あの…」
「キスをしてもいいかい」
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