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食べたくなるほど愛してる

第2章 笑顔はきっと涙の後で





光がみえる



《君のせいで笑顔なんてもんじゃないよ…》


金木君?


《ほんとは嫌いじゃないし》


トーカちゃん、泣いてるの?



私、生きたいよ


今更だけど

みんなに会いたい。


月山さんに大好きって言い続けたい。

月山さんを笑顔にしたいの



光が目の前に近づく。

手を伸ばしながら

月山さん、月山さん、とつぶやいた。



《紗那、愛してる。
僕のmyu-ze……どうか目を、》



月山さん



ほんとうに?


私を?



その言葉で光に包まれる。






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