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神降ろし

第2章 普通


「いや、保健室いこ?」

そのまま引っ張られて、連れて行かれる。

「いやいやっ!本当に大丈夫ですからっ」

掴まれた腕を振りほどこうとするが

全く意味がなかった。

ついでに、周りの女子から「うらやましい」

「いいな〜」 「かっこいい」 などの歓声と

視線が突き刺さった。


「無理するなよ?酷い出血だし……」

チラッと足を見られた。が、すぐに目を

見開く。

「っ⁉︎」

(ばれたかも……。

「あっ、ありがとうございましたぁぁ」

とにかくその場から離れたくて、全力疾走で

逃げた。
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